今回の催事は、新潟県の栃尾ショッピングモールTOPPYにて2日間開催しました。関東から一気に山を越え、この秋最北端の催事会場へとたどり着きました。
せっかくの新潟訪問ということで、移動日の1日を使って長岡を通り越し、寺泊まで足を伸ばしてみました。
目的はもちろん、寺泊名物のカニ!破格の価格で堪能できるカニは絶品で、いつも駐車場裏手にある海岸に椅子やテーブルを出して買ってきたカニを頂いています。
天気も良く、サイコーに贅沢な移動休日となりました。

しかし、新潟の寒さは侮れません。初日の前夜は気温が5度ほどまで下がり、車中泊の車内では息は白く、顔が冷たく感じるほどでした。
羽毛の寝袋に毛布を重ね、さらには豆炭アンカも登場させて何とか寒さを凌ぎました。
TOPPYさんには、去年の夏からお世話になっており、今回で3回目の催事となります。
しかし、栃尾の地にはすでに4年近く通っており、以前は近隣のホームセンターで刃物研ぎをしていました。
そんな中、TOPPYさんの支配人から声をかけていただいたことがきっかけで、こちらでの催事に移行しました。お客様も変わらずにご愛顧くださり、おかげさまで「安定の栃尾」という安心感が根付いています。
今回の催事は平日ということもあり、客足は落ち着いていました。
リピーターの方が多く、研ぐ刃物は毎回整ってきている包丁ばかり。
そのため、作業はスムーズに進み、あまり忙しく感じることのない2日間でした。
TOPPY内にはお気に入りのパン屋さんがあります。
どれも魅力的で、いつも何を食べようか迷うのですが、今回選んだのはボリュームたっぷりのカツサンドと海老カツサンド。
どちらも食べ応えがあり、大満足のランチでした。

栃尾は糸の産業が盛んで、縫製工場があちこちに点在しています。
そのため、裁ちばさみやにぎり鋏を持ち込むお客様も多く見られました。


一見すると切れ味に問題はなさそうでも、厚手の布を切る際に真ん中部分がうまく切れないといったちょっとした悩みがあったり。
お仕事で使われているものなので、使用方法やどのような素材を切るのかを丁寧に伺い、それぞれの刃物に最適な研ぎ方を心がけています。
2日間を通じて、リピーターの皆さまや地域に根付いたお客様との交流が楽しく、安定感のある催事となりました。次回もまた、新潟の地でお会いできることを楽しみにしています。
さて。明日からは。
📅 開催日:10/23(水)〜24(木)
⏰ 時間:9:00~17:00 (24日は16:00受付終了)
📍 場所:九日町・株式会社山口組駐車場
お近くの方、お気軽にお越しください。皆さまのお越しお待ちしております!
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