こんにちは!
今年の仕事納めは、ずっと行きたかった茨城県鹿嶋市の「コミュニティーストア MIZNO」さんに初出店させて頂きました。
漁師町らしい活気のあるお客様に囲まれて、2日間気合いを入れて頑張ってきました!
まず、鹿嶋市に到着して驚いたのは、暖かい気候。伊勢崎から行くと気温がかなり違って、まるで別世界!
そして、地元密着型のミズノさんは、社長自ら茹で上げる地元の鹿嶋ダコが名物です。お店側もイベントにとても協力的で事前に送らせて頂いた告知の貼り紙やチラシをインスタで宣伝して頂き、告知の効果も絶大!問い合わせが殺到し、お店の奥さまが「大丈夫?」と心配して電話してくださったほどでした。

初日の天気予報は昼頃まで大雨とのことで、忙しくなる予感をひしひしと感じつつ、万全の準備でスタート。
お客様からの話で知ったのですが、地元FMラジオでも宣伝されていたみたいで、朝からどんどん人が集まってきました。
漁師さんたちが持ってくる刃物はやっぱり出刃や柳刃などの大物が中心で、通常の包丁に比べて手間がかかるものばかり。

覚悟していたものの、予想以上のハードさで、昼休みを取る暇もなく、せっかく楽しみにしていたタコ飯も急いでかきこんで、ほぼ休まずに20時の閉店ギリギリまでフル稼働!
お店の業務用包丁もたくさん研がせていただき、ミズノさんがこのイベントを本当に楽しみにしてくださっていたことを感じて、とても嬉しくなりました。
特に印象に残ったのは、マグロの頭を落とす特殊な包丁。両手でしっかり持てるように工夫された角付きのストッパーがついている珍しいものでした。


こういった漁師町ならではの特殊な包丁をたくさんお預かりし、大変だったけれど充実感でいっぱいでした。
初日で預かった刃物を夜遅くまで研いだものの、研ぎきれず2日目は1時間以上前から研ぎ始めてようやくスタート。
2日目もお客様がどんどん来てくださり、当初予定していた16時受付終了の17時までの仕上がり分が、14時には埋まる盛況ぶり!
最終的に17時半仕上がりまで延長したものの、15時頃には当日仕上げが不可能となったため、泣く泣く受付終了にしました。
何人かお客様をお断りするしかなく、本当に申し訳なかったです。
終わってみると、社長や会長をはじめお店の方々が「またぜひ来てほしい!」と喜んでくださり、私も嬉しくなりました。
こうして地元の皆さんに喜んでもらえることが何よりも嬉しく、やりがいを感じます。
これで今年の刃物研ぎ催事は終わりです。
寒さで手がかじかむと研ぎ作業も厳しくなるので、また暖かくなったら皆さんのところへ伺います。
今年もたくさんの出会いとお客様に支えていただき、本当にありがとうございました!
つぎは。
来年の春にまたお会いしましょう!
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