道の駅みなのでの刃物とぎが終了しました

ストーリー

新緑の息吹と刃物の輝き🌸 道の駅みなの出店記

皆様こんにちは!女研ぎ師のKeyです。
今回は埼玉県秩父郡にあります、道の駅みなのにお邪魔させていただいた2日間の様子をお届けいたします。

週末開催となった今回は、両日ともに清々しい快晴に恵まれました。

特に日曜日は道の駅主催の新緑祭が開催され、いちごフェアや可愛らしいフラワーマーケット、 美味しそうな キッチンカーなどが並ぶ賑やかなイベントの一員として参加させていただきました。

皆野へ向かう道中はまさに里山の風景。峠道を越えて現地に向かう道中、ヤマフジやツツジが鮮やかに咲き誇り、その美しさに心惹かれました。

山間部という土地柄でしょうか、今回もやはりナタの刃研ぎのご依頼が非常に多く、私が現在巡回している地域の中でも、圧倒的にナタを研がせて頂きました。

また、お天気が良かったこともあり、植木鋏や剪定鋏などの中古商品も大変ご好評いただきました。

しかし生憎ナタは早々に完売してしまい、提供することができませんでした。、中古品は一点物が多いので、まさに早い者勝ちなんです!「これ良いな!」と思ったら、次に来た時にはもう売り切れ…なんてこともあります。

出会った時がチャンス!気になるお宝を見つけたら、無くなる前にぜひゲットしちゃうのが賢い選択ですね。

そろそろGWの始まりの方もいるかと思います。春らしく賑やかなイベントでしたが、今回は私にとって少し反省点となった出来事がありました。

それは、Yシャツを切るための裁ち包丁の形態修正のご依頼です。

「自分で研ぐとどうしても刃先が丸くなってしまうので、もっと鋭利な形に整えてほしい」とのことでした。

以前、革を切る裁ち包丁の刃物を研いだ経験は何度もあったため、安易にお受けしてしまったのですが、布を切れるようにするためには、想像以上に細かい刃付けが必要で、お約束の時間までにしっかりと仕上げることができず、お客様には改めてお越しいただくことになってしまいました。

結局、布をスパッと切るためには、カッターの刃のように、非常に細く刃先まで研ぎ込む必要があるのですが、私が持ち合わせているベルトの細かさでは、そこまで到達することができませんでした。

お客様にはその旨を丁寧にご説明し、そのような鋭い刃先は日常的なお手入れも不可欠であること、そしてお客様ご自身も研いでいらっしゃるようでしたので、今後の刃先のケアをお願いすることにいたしました。

この件は、お預かりする時点で予めしっかりとご説明するべきだったと痛感しています。

今後、同様のケースがあった場合の貴重な学びとなりました。

日曜日の新緑祭では、道の駅の駐車場が大変混雑しており、入場待ちの車が長い隊列を作っていました。

そのためか、だいたいのお客様が研ぎに出される際に必ず「いつできますか?」と尋ねられました。

なるべくお客様が会場に二度足を運ぶ手間を省けるよう、休憩できる時に細かく休憩を取り、昼休憩といったまとまった休憩は取らずに、できる限り通しで作業を行いました。

幸い、てんてこ舞いになるほどの忙しさではなかったため、お客様がゆっくりとイベントやお買い物を楽しんでいる間に、研ぎ終えた刃物をお渡しすることができました。

中には、急いで研いでくれたからと、イベント内で売られている美味しそうな食べ物をわざわざ差し入れてくださったお客様もいらっしゃり、その温かいお気持ちに心から感謝いたしました。

道の駅みなのにお越しくださった皆様、そして新緑祭を盛り上げていらっしゃった関係者の皆様、ありがとうございました!

今回の経験を活かし、今後もより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。

さて、明日からは

📅 開催日:4/28(月)〜29(火)
⏰ 時間:9:30~17:00 (29日は16:00受付終了)
📍 場所:JA佐波伊勢からか〜ぜたまむら店

お近くの方、お気軽にお越しください。皆さまのお越しお待ちしております!

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