九日町 株式会社 山口組での刃物研ぎが終了しました

ストーリー

今回の刃物研ぎ催事は、新潟県南魚沼市九日町にある株式会社山口組の駐車場をお借りして行なわせていただきました。

初めてこの場所で催事を行わせていただく時は、建設系の会社の敷地で催事を開催するのは珍しく、普段お客様が訪れる商業施設とは異なる環境に、「どのようにして貢献できるのか?」という不安を抱えながらのスタートでした。

しかし、この場所での催事も今回で3度目を迎え、地域の皆様や山口組の方々からの温かいサポートを実感しています。

この催事のきっかけを作ってくださった方から、「山口組の社長さんが『地域に貢献できた!』と喜んでいたよ」との言葉をいただき、改めて山口組が地域貢献に尽力されている存在感の大きさを感じました。

鉄道設備のメンテナンスをはじめ、さまざまな工事を請け負う会社として、地域に根付いた山口組の広い視野と影響力には感心させられるばかりです。
私たちも少しでもそのお役に立てていると感じることができたのは、大きな励みになりました。

初回の昨年の夏には、刃物研ぎという催事にどれほどの人が集まるのか心配していましたが、予想を大きく上回るお客様が押し寄せ、2日間とも終始行列が絶えませんでした。

2日目の昼過ぎには対応しきれず、お客様をお断りするほどでした。
そうした反響を受け、今年の春に2度目の催事を3日間に設定し、今回の3度目の開催でようやく少し落ち着いた対応ができるようになりました。

とはいえ、今回も初日から波乱含みの展開でした。
事前に従業員の方々が4人がかりで組み立ててくださった大きなテントですが、トレーラーの準備を始めた頃から次第に風が強くなり、地元の方もビックリするくらい台風並みの暴風が吹き荒れて、田んぼに飛ばされるというハプニングが発生。

幸い、開店前の出来事だったため大事には至りませんでしたが、急遽さらなる人手を借りてテントを撤収し、風が止むまで骨組みの状態で待機することになりました。

そんなトラブルにも関わらず営業を開始すると、地域の皆様から「待ってたよ」という言葉と笑顔で迎えていただき、やる気がさらに湧いてきました。

今回も包丁の依頼は多く、初日だけで150本を超える研ぎ依頼を受けました。
初回時は100本以上を研がせて頂き、身体が悲鳴をあげておりましたが、今ではリピーターの方々が多くなり、定期的にメンテナンスされている包丁が増えているため、以前よりも研ぎやすくなっています。

それでも、首や肩への負担は相変わらず大きく、途中でお灸を据えながら作業を続けました。
特にこの場所では、包丁以外にも特殊な刃物を多く研がせていただいています。

たとえば、桑切包丁や藁用の裁断器の刃、さらにはハサミなど、地元の農業や日常作業に密接に関わる刃物が多く持ち込まれます。

これらの刃物は、この地域ならではの生活や仕事に欠かせない道具であり、刃物の状態が作業の効率に直結することを改めて感じました。

山口組の皆様のご協力に支えられ、無事に2日間の催事を終えることができたことに感謝しています。
特に、暴風の影響でのテント撤収や準備において迅速にサポートしていただいたおかげで、トラブルにも対応することができました。

地域における山口組の知名度と信頼度の高さを改めて実感しながら、私たちも地域の皆様に少しでもお役に立てるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。

さて、明日はお休み。
明後日からは。


📅 開催日:10/26(土)〜27(日)
⏰ 時間:9:00~17:00 (27日は16:00受付終了)
📍 場所:道の駅みなの


お近くの方、お気軽にお越しください。皆さまのお越しお待ちしております!

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