ランドローム都賀店での刃物研ぎが終了しました

ストーリー

春の巡業便り🌸 ランドロームフードマーケット都賀店、ありがとうございました!
皆様、こんにちは。女研ぎ師の[Key]です。

今回は千葉県でのランドローム巡業の締めくくりとなる、ランドロームフードマーケット都賀店での2日間をご報告させていただきます。
5月にはまた別の場所で千葉県に戻ってくる予定ですので、その際もどうぞよろしくお願いいたします。

2日間とも春らしい穏やかな晴天に恵まれ、おかげさまで賑やかな催事となりました。
初日の朝に新入荷の中古の植木鋏を店頭に並べたところ、なんと1時間ほどで次々とお客様の手に取られていき、あっという間に完売!
急遽2日目に追加の植木鋏を補充するほど、今回は中古刃物の販売が非常に好調でした。

都賀店のお客様はこれまでお邪魔した店舗と比べるとリピーターの方は少なく、ほとんどが初めてお会いする新規のお客様でした。
告知方法をポスティングから折込に変えたことが、客層の変化に繋がったのかもしれません。

そんな中でも初日に来てくださった方が2日目も再びお越しくださったり、1日に2度も研ぎに出してくださる方もいらっしゃり、大変嬉しく思いました。

千葉市は都会ということもあり、他のスーパーにも研ぎ屋さんが入っているなど実は激戦区のようです。
そのような状況の中、多くのお客様にご利用いただけたことは、本当にありがたい限りです。

お客様の中には「安いね!いつも出している研ぎ屋さんの半額以下だったから」と、わざわざおやつを差し入れしてくださる方もいらっしゃいました。
お心遣いは大変嬉しいのですが、それでは安く研いだ意味がなくなってしまうのでは…?と思いつつも、ありがたく頂戴いたしました。

今回特に気になったのは、両刃であるはずの三徳包丁を片刃で研いでいる方が比較的多かったことです。
お話を伺っても、片刃と両刃の違いを理解されていない方が多いようでした。

【ここでちょっと豆知識】包丁の片刃と両刃の違い

包丁の刃先を横から見た時、左右対称にV字型に研がれているのが「両刃」です。
食材に対してまっすぐ刃が入りやすく、扱いやすいのが特徴で、一般家庭で使われる包丁の多くが両刃です。

一方、「片刃」は刃先が左右非対称に研がれており、主に日本料理の職人さんが使う出刃包丁や刺身包丁などに用いられます。
食材を切る際に、より繊細なコントロールが可能になりますが、両刃に比べて扱いには慣れが必要です。

当店ではお客様の包丁の状態を確認し、片刃で研がれている場合は両刃のメリット・デメリットをご説明した上で、修正して両刃に研ぎ直すか、そのまま片刃で研ぐかをご相談するようにしています

特に今まであまり切れなかった包丁を切れるように片刃で研ぎ上げてしまうと、カミソリのようにスパッと斜めに切れてしまい、使い方に慣れていない方は驚かれたりクレームに繋がりかねません。

そして今回特に嬉しかった出来事がありました。
2日目に2度お越しになってくれたおばあ様が2度目の受け取りの際、ちょうど私がひと息ついているところに声をかけてくださいました。

「あら!お兄さんが研いでるのかと思っていたら、こんなに美人なお姉さんじゃないの!!働き者で偉いわ!」と、思いがけない嬉しいお褒めの言葉をいただき、ついつい調子に乗ってニヤついてしまいました(笑)。

お客様からの温かいお言葉は本当に励みになります。
都賀店の皆様、そして今回初めてお会いできたたくさんのお客様、温かいお言葉をくださったおばあ様、本当にありがとうございました!

さて、明日はお休み。明後日からは
📅 開催日:4/11(金)〜12(土)
⏰ 時間:9:00~17:00 (12日は16:00受付終了)
📍 場所:ランドロームフードマーケット利根店

お近くの方、お気軽にお越しください。皆さまのお越しお待ちしております!

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